ローズファームケイジが生み出す様々な種類のWABARA(わばら)

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滋賀から世界へ。WABARA(和ばら)の世界

2019.5.14

7. コンセプトカフェから広げたい花のある暮らし。 WABARA Caféの愉しみ方 前編

WABARA(わばら)、それは欧米で作出された華やかなばらにはない、和らぎの表情と、しなやかな強さをあわせ持つばら。滋賀県守山市のばら農園、ローズファームケイジで慈しみながら育てられているWABARAの魅力、そして自然と共にあろうとするローズファームケイジの取り組みを12回に渡って紹介する。

WABARAのコンセプトカフェ「WABARA Café」 WABARAのコンセプトカフェ「WABARA Café」

写真左から時計回りに、その朝摘みたてのフレッシュなWABARAの香りに包まれる店内。ワンオーダーしたカフェのゲストには一輪のWABARAをプレゼントするといううれしいサービス。健一がWABARA Caféで一番してみたかったことだった。壁面にふんだんに飾られているばらに心が和む。ディスプレイは毎日変わる。


JR守山駅から徒歩7分ほどのところにWABARA Caféがある。日差しがたっぷり入る大きなガラス窓、コンクリートを打ち放した空間に、柔らかな空気が満ちている。圧巻はカフェのシグネチャーにもなっている、壁にディスプレイされている一輪挿しのWABARAの数々。その日の朝、摘みたてのばらの芳香にもてなされる。

 

ワンオーダーすると、好みのWABARAをプレゼントしてくれるというサービスもうれしい。健一が一番してみたかったことでもある。花を飾ったり買ったりすることが日常的でない人に、花を生活に取り入れてもらうことは難しい。その敷居を低くするために、ばらの花を一輪プレゼントするのだという。なかば強制的ではあるが、突然、花のある生活を体験してもらうことになるからだ。日常に花があることの意味に気付くきっかけとなってくれたら、と健一は思っている。

 

エディブルローズを使ったサラダや、ホットサンド、WABARAパフェなどオリジナルのフードも人気だ。WABARAを知ってもらうこと、そして花のある暮らしを提案するためのコンセプトカフェとして、いつも多くのゲストでにぎわっている。

 

(敬称略)

 

WABARA Café

滋賀県守山市勝部1-13-1 あまが池プラザ 101

11:00~19:00(季節により変動)

月曜(祝日の場合は営業)、火曜(農作業などにより臨時休業の場合あり)

https://rosefarm-keiji.net/

Photography  ©︎ Rose Farm KEIJI

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