国宝 若宮御料古神宝類 金鶴及銀樹枝・銀樹枝国宝 若宮御料古神宝類 金鶴及銀樹枝・銀樹枝

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【12/10(土)〜2023/1/22(日) 奈良国立博物館 東・西新館】

2022.12.9

式年造替記念特別展「春日大社 若宮国宝展ー祈りの王朝文化ー」

国宝 若宮御料古神宝類 金鶴及銀樹枝・銀樹枝  平安時代(12 世紀) 奈良・春日大社【通期】

20年に一度行われる春日大社の摂社、若宮神社の本殿御造替の完了を記念して、特別展「春日大社 若宮国宝展ー祈りの王朝文化ー」が、奈良国立博物館 東・西新館にて開催される。会期は2022年12月10日(土)から2023年1月22日(日)まで。


春日若宮御祭礼絵巻 下巻 春日若宮御祭礼絵巻 下巻

春日若宮御祭礼絵巻 上・中・下巻  江戸時代(17 世紀) 奈良・春日大社【通期(巻替えあり)】


春日若宮神は、長保5年(1003)3月3日巳刻に春日大社本社本殿の第四殿に蛇の姿で顕現したと伝えられる。蛇は水や農業と縁が深いことから、水徳や五穀豊穣の神、さらには学問の神として広く信仰されてきた。


重要文化財 春日宮曼荼羅 重要文化財 春日宮曼荼羅

重要文化財 春日宮曼荼羅 鎌倉時代(13世紀) 奈良・南市町自治会【前期(12/10~12/25)】


本展では、若宮神の誕生と信仰の広がりや、若宮神を寿ぐ「おん祭」の様子とその歴史を、古記録や絵画作品を通して紹介。さらに、若宮神を篤く信仰した藤原摂関家や平安貴族が奉納した工芸品を展示するほか、1000年を超える伝統と技術を守り伝える御造替に関わる記録類、過去の御造替で撤下(神前に供えた品を下げること)された品々を集め、そこに込められた知恵と努力の歴史を披露する。 


金鶴洲浜台 金鶴洲浜台

金鶴及銀樹枝の材質や制作技法を調査研究し、復元新調された「金鶴洲浜台」 。2組制作され1組神社に奉納、1 組は本展で初公開される。 金鶴洲浜台 (きんつるすはまだい)現代 令和4年(2022) 奈良・春日大社【通期】


なかでも見逃せないのが、純金の鶴が銀の枝に止まる「若宮御料古神宝類 金鶴及銀樹枝・銀樹枝」だろう。若宮神社に納められた古神宝は、平安時代後期の貴族が愛した意匠や造形美を示す品であり「若宮御料古神宝類」として一括で国宝に指定されている。「若宮御料古神宝類 金鶴及銀樹枝・銀樹枝」は、貴族が歌会や祝儀の場に置いた趣向を凝らした「作り物」の唯一の遺品であり、王朝文化の美意識を今に伝える逸品だ。


国宝 若宮御料古神宝類 毛抜形太刀 国宝 若宮御料古神宝類 毛抜形太刀

(上)国宝 若宮御料古神宝類 毛抜形太刀 平安時代 保延元年(1135) 奈良・春日大社【通期】
(下)国宝 金地螺鈿毛抜形太刀 平安時代(12世紀)奈良・春日大社【通期】


国宝 若宮御料古神宝類 平胡籙 国宝 若宮御料古神宝類 平胡籙

国宝 若宮御料古神宝類 平胡籙 平安時代 大治6年(1131)奈良・春日大社【通期】


ほかにも、春日大社若宮神社に奉納された古神宝類の一つで国宝の「若宮御料古神宝類 毛抜形太刀」、春日大社本社本殿のうち第二殿より撤下された国宝「金地螺鈿毛抜形太刀」、藤原頼長が使用し、保延2年(1136)に若宮神社に奉納された宝物と見なされている国宝「若宮御料古神宝類 平胡籙」、さらに源 義経所用と伝えられる国宝「赤糸威大鎧(竹虎雀飾) 」など、 至宝の数々が勢揃いしている。


遷宮番匠道具 遷宮番匠道具

遷宮番匠道具 江戸時代(17世紀) 奈良・春日大社【通期】


獅子・狛犬 獅子・狛犬

獅子・狛犬 (春日若宮撤下品) 鎌倉時代(13世紀)奈良・春日大社【通期】
初公開


平安時代の最高峰の技術を集めた工芸品から壮麗な王朝文化の世界を感じ、また御造替にかかわる器物や歴史資料を通して、これを支えた人々の熱意と努力の軌跡をふり返る展覧会。来し方行く末を思う年末年始、改めて日本文化の奥深さに触れ、その素晴らしさを再確認してはいかがだろうか。

 

◆式年造替記念特別展「春日大社 若宮国宝展ー祈りの王朝文化ー」
【会期】12月10日(土)~2023年1月22日(日)
【会場】奈良国立博物館 東・西新館(奈良市登大路町 50)
休館日】毎週月曜日、年末年始(12月28日~1月1日、1月10日(火))
※ただし、1月2日(月・休)、1月9日(月・祝)は開館
【開館時間】9時30分~17:00
※入館は閉館の30 分前まで
【観覧料】一般 1,600円(1,400円)、高大生 1,400円(1,200円)、小中生700円(500円)
 ( )内は前売料金
※ 前売券の販売は、2022年12月9日(金)まで
※  本展の観覧券で、西新館にて開催する名品展「珠玉の仏教美術」、なら仏像館・青銅器館の名品展「珠玉の仏 たち」・「中国古代青銅器」も観覧できます

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